Kompleks Graffiti

自転車、音楽、イギリス、哲学等について記していきます。

Il Lombardia観戦記③〜夕日に消えた海峡のサメ〜

早朝に目がさめる。朝食(昨晩のフォカッチャ、ココナッツのヨーグルト、これが美味)を済ませてさっそく出かける。まずはIl Lombardiaのゴール地点を下見。昨日まで何もなかったが、ゴールゲート、柵が設置されている。レースに向けて気分が高揚する。

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ゴールゲート


駅でモナコへ向かうチケットを買う必要があったため、コースを下見しつつ、駅の方向へ歩みを進めた。ゴール前のストレートの柵にはスポンサーのロゴが並んでいる。
SHIMANOPINARELLOALFA ROMEOALFA ROMEOのロゴが特に美しい。

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Pinarelloの看板

湖畔の方向にBahrain Meridaのトラックがあった。カラーリングは完全にトランスフォーアーのオプティマスプライムである。他のチームのトラックが並んでいた。それぞれのトラックを写真に収めていくと今度はテントが見えてきた。ピナレロのブースなどが設置されている。ここは明日のグランフォンドの受付地点になっている。多くのサイクリストが集まっている。ここを訪れてサイクルイベントに参加したい意欲が湧いてきた。

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メリダのトラック

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BORAのトラック

そのまま歩いて湖の西側のVilla Olmo(オルモ邸)に向かうことにした。Villa Olmoは18世紀後半に建てられ、ナポレオンも滞在したとのこと。湖畔を歩いていると紅の豚に出てくるような水上飛行機が空を飛んでいる。付近にはAero Clubがあるようだ。穏やかな天気でコモの湖面も美しく輝いている。今日のIl Lombardiaで選手たちがコモ市街まで向かう道を眺めるとやはりなかなか急峻な山である。

 

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Villa Olmoの大会本部

Villa Olmoについた。美しい建物である。Villa Olmoの建物に近づくと、Il Lombardiaの看板が立っている。建物に入ろうとすると、止められた。今日はIl Lombardiaの本部が設置されているとのことだった。散歩ついでにVila Olmoの裏に向かうと、Gio d’italiaのオフィシャルカーが停まっていた。

 

それからコースを沿って、駅に向かいチケットを購入しパニーニを買い、ホテルに戻った。Il Lombardiaの状況をテレビで確認する。ちょうどテレビ中継が始まった頃で、フィニッシュ地点の広場がスタジオのようになっている。

レースはギザッロ教会を過ぎたあたりである。サイクリストの聖地と呼ばれるこの場所でも観戦したかったが、初めての観戦で山の上まで行くのは不安だったので、またの機会にしたい。ちなみにギザッロ教会では自転車のお守りが売っているらしい。

 

いよいよコモに近づいてきたため、ゴール前に向かうと、すでに柵のところに多くの人がつめかけている。場所を探していくとどんどんゴールから離れて行く。途中プロテインのお菓子を無料配布していたのでここは機を逃さずいただいておく。最終的にレース映像が見られるビジョンの近くに陣取ることができた。この時点でニバリとピノーの一騎打ちの様相を呈していたため、地元イタリア人はヴィンチェンツォの大合唱。さすがに愛されている。

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ゴール付近のモニター

先導の車などが、ゴール前にやってきた。その後ろに逆光で影になっているが、ティボピノーの姿が見える。勝利を確信し、ゆっくりとゴールに近づいている。

 

ここで念願の初めての柵叩き(?)を体験。続いてニバリが通り過ぎる。地元民は大喜びである。

 

そこからはゴールスプリント。正直目の前を一瞬で通り過ぎていったため、ほぼ誰が誰だかわからなかったが、かろうじてダン・マーティンは確認できた。(集団の後方だったが。。。)

 

 

レース後すぐに表彰式の会場へ。そこまで人がごった返しているわけではないので、メディア席のすぐ後ろのあたりまでは行くことができた。

表彰式でもやはりニバリ人気は絶大。娘さんと一緒に登場してからはヴィンチェンツォコールが止まらず、ピノーが登場してからもニバリコールは続いていた。さすがにピノーは可哀想。

シャンパンファイトも初めて観ることができた。ピノーが開けたコルクが勢いよく近くまで飛んできた。それから緑の紙吹雪が飛び出し、ファイトスタート。よくF1中継でのシャンパンファイトでは選手同士かけあったりするのだが(レッドブルのオーストラリア人ドライバーのリカルドなんかは靴にシャンパンを入れて飲ませたりする)、こちらは観客方向にシャンパンを振ったあと、表彰台3人で乾杯しゆっくり飲んでいる。

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表彰式の様子

 

レース結果は

.ピノー(グルパマFDJ

2.ニバリ(バーレーンメリダ

3,トゥーンス(BMC

4.ウラン(EF

5.ウェレンス(ロットソーダル)

6.イザギレ(メリダ

7.イカ(ボーラハンスグローエ)

8.ポッツォヴィーヴォ(メリダ

9.マーティン(UAE

10.ベネット(ロットNLユンボ

 

 

表彰式後に表彰台の横の方に行くと、見たことのある人がいる。コンタドール!スリムでとても格好良い。

 

表彰台に立った3選手がインタビューしている間、その付近で出てくるのを待った。するとインタビューを済ませたニバリが目の前に現れた。ヴィンチェンツォコールに包まれながら、海峡のサメ(ニバリの愛称)は夕日の方へと消えていった。

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インタビューゾーン

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ニバリが消えていった夕日



次にピノーがインタビューを済ませて、我々の視界から消え、街の方に去っていったのだが、それから彼の姿をみることはなかった。

 

優勝したピノーは翌日のフランスのスポーツ紙、L’QUIPEの一面を飾った。Pinot Sacré(聖ピノー)と記されたこの表紙から、いかにフランスのサイクリング界が望んでいた勝利かというのが見て取れる。何と言ってもIl Lombardiaでは1997年のジャラベール以来のフランス人の優勝である。

 

初の現地観戦はとても刺激的な体験だった。コモの街は美しく、治安も良い感じがした。また今度訪れたい。その時はグランフォンドでコースを走ってみたい。皆様もぜひ機会があれば現地観戦いかがでしょうか。

 

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可愛いカラーリングのジロバス

 

Il Lombardia観戦記②〜コモの街〜

コモに着いて、まずは2日後にモナコへ向かう電車を買うために、窓口へと向かった。先にアメリカ人と思しき家族がチケットを買っていた。英語が伝わりそうで安心である。次の番が来るかと思うと、カーテンを閉められた。そこにはClosedの文字が。9:00-13:00が午前中の営業時間。現在1時である。電車は時間通りに動かないくせに、窓口は人がいようがいまいが時間通りに閉めるようだ。日本人もこのような対応でよいではないか。客がいるから仕事があるのは確かだが、客は客で仕事をしてくれる人がいないと生活ができないのだから、どちらも依存し合っていることを多くの人は理解すべきだ。

 

コモの駅は街の西に位置している。駅からでもコモの地形は把握できる。周り一帯が山に囲まれている。しかも急峻な山で、その山の頂上にも、中腹にも家が建てられている。芦ノ湖のような地形かもしれないが、もっと人の生活が感じられるところだ。

 

駅から街の中央付近にある、ホテルに向かう。石畳がスーツケースのキャスターととても相性が悪い。ミラノとは異なり落書きも少なく、落ち着いた雰囲気のコモは安心感を与えてくれる。1泊目がミラノではなくコモにしたことは正解だった。ホテルに着くまでに、パニーニ屋、ビール屋、ジェラート屋など食欲をそそる店が多く見られた。ひとまずホテルに荷物を置くために、寄り道せずに向かう。

 

ホテルに着くと12時である。スタッフにチェックインは15時からだと聞いたため、ひとまず荷物を置かせてもらう。

 

ホテルから外出し、まずは近くの広場に足を向けた。今回の宿泊先はフィニッシュ地点のすぐそば。近くの広場は表彰式が行われる。前日にあたるこの日、会場の設営は全くと言っていいほど進んでいない。ちらほらそれらしきトラックが停まっているが何も作業はしていない。

 

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Il Lombardiaの看板

 

ひとまず湖畔を歩き湖の東側へ歩く。特に目的地はなかったが散歩しながらどこかでランチでも食べようと言う算段である。

 

コモ湖はとにかく美しい。秋に向けて少しずつ色を変える葉も見事だ。日本の四季は美しいとなにかとマスメディアは持ち上げるが、ヨーロッパの四季も美しい。日本よりも淡い色使いで、これに比べると日本の紅葉は豪華絢爛といった感じだ。

 

湖畔を歩いていると、ロードバイクに乗っている人々をちらほら見かけるようになってきた。翌日のレースの次の日は一般参加のイベントがあるためその参加者であろう。日本では見かけないメーカーの自転車が多く見られたのは、勉強になった。

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湖畔の風景

自転車事情といえば、イタリア、特にコモに関してはいわゆるママチャリのような自転車も多い。ヘルメットも被らずに乗っている人がほとんどだ。しかもどの自転車も年期が入っておりボロボロだ。特にイタリアだからとみんながみんな自転車に気合が入っているわけではないようだ。日本人がみんな寿司が好きなわけではないのと一緒だろう。

 

ランチを食べる場を探していると、陽気な店員が、椅子を引いて、我々を客引きしてきたので、乗ってみた。こだわりがないときは流れに身をまかせるのも大切だ。

ここでいただいたのは、サラダとピザとビール。サラダはトマトをベースにオリーブ、ツナ、玉ねぎなどが混ぜられたもの。ピザはプロシュート。テーブルチャージごかかるのだがその分パンが出てくる。いわばお通しみたいなものか。オリーブオイルが香り豊かなもので、パンにつけるとその香りが特に感じられる。サラダは新鮮で、無駄な味がない。ピザもプロシュートのみがのったとてもシンプルなものだが、美味。

 

食後、翌日ののレースのコースを確認するため散歩を開始。食事を取った通りから一本山側の道路になるのだが、急な階段を上らないとたどり着けない。さすがクライマーズクラシック。レースコースだが普通の道で特に管理が行き届いているわけでもない。そこを全力で降るわけだからレーサーというものは勇敢だ。去年はクイックステップの選手がダウンヒルの途中で道から落下しているし、ツールドフランスではジルベールがタイヤをロックさせ道路下に落下し完走したものの負傷で次のコースからリタイヤとなった。一般ライダーはより一層気をつけなければならない。

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コースの一部

 

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コースの一部②

ここでチェックインのため一度ホテルへ。朝食が出る認識だったがでないとのこと。またイタリアへの不信感が募る。部屋は3部屋の中から好きな部屋を選んで良いとのことだったので、1番広い部屋を選んだ。ダブルベッドがひとつ、テレビあり、設備としては十分。

 

荷物を置いた後はスーパーで食材を購入するために外出。ホテルを出てすぐのところにジェラーテリアがあるため、そこでフィグリコッタチーズと塩キャラメルのダブルを注文。店員のそれでいいの?と言いたげな顔が印象的。フィグリコッタチーズ味がフィグのつぶつぶが感じられるとても美味しい。

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コモの街

 

スーパーに寄り、フォカッチャ、生ハム、ココナッツヨーグルト、ジュースなどを購入。さすがはイタリア、好みの食材、チーズ、ハムなどが豊富だ。今夜はホテルで軽食で済ませ、次の日のレース観戦のために早めに眠りについた。

Il Lombardia観戦記①〜コモへ〜

10月13日にイタリア北部ロンバルディア地方で行われたサイクルロードレースIl Lombardia(イル・ロンバルディアを観戦した。

 

今回は旅の様子を多く含みつつIl Lombardiaの観戦の模様を記したものである。

まずはIl Lombardiaの簡単な紹介と、レースが行われるコモまでの道のりを記すので、そこに興味がない方は次のブログエントリーを待っていただきたい。

Il Lombardiaとは

Il Lombardiaは今年112回目を迎える自転車レースで別名枯れ葉のクラシックと呼ばれる。いろいろとわからないところがあると思うので、1つ1つ解説する。

まず自転車ロードレースは大きく分けてワンデーレースとステージレースがある。日本でも話題になるツールドフランスなどはステージレースに分類され、これはいくつかのコースを数日かけて、総合順位を競うレースである。これに対してワンデーレースはその名の通り1日であり終わるレースだ。レースとしては分かりやすく、その日1番早かった選手の勝ちである。

そのワンデーレースのうち歴史があるものをクラシックレースと呼ぶのだが、その中でも特に歴史が古く格式が高い5つのレースはモニュメントと呼ばれている。Il Lombardiaはモニュメントのひとつにあたる。特徴としては坂が多く、スプリンターよりもクライマーたちが活躍できる、所謂クライマーズクラシック。昨年はバーレーンメリダのニバリが優勝し、今回も出場することから期待がかかっていた。

 

羽田〜ミラノ

今回の旅はイタリア~モナコ~パリの新婚旅行だったため、イタリア直行便ではなく羽田発のエールフランス深夜便に搭乗。2255分発の飛行機でパリシャルル・ド・ゴール空港を経由し、ミラノレナーテ空港への道のりである。機内食はチキンとパンで、妻曰くメゾンカイザーのパンである(確証はない)。シャンパンで乾杯し、コニャックで締める。ワインもボトルでもらえたのでそのまま持ち帰ることに。機内は寒く、乾燥しており、あまり快眠はできなかったが、ツールドフランスのダイジェストが機内のプログラムにあったため、それを観て時間を潰すのは、Il Lombardiaの準備として満足のいくものであった。 

 

早朝4時過ぎにシャルルドゴール空港着。ここからミラノレナーテ空港へ向かうために乗り換える。朝食として搭乗口前のPaulでパンを頂く。クロワッサンとパンオショコラ。店員は無愛想の極みでおっかなかったが、パンは美味。袋への詰め方も雑で少し潰れていたが、フランス人にとってクロワッサンはこれくらいの扱いで良いくらいありふれたものなのだろうか。エールフランス便に搭乗。朝食で二度目のクロワッサン。当然だがPaulの方が美味しい。2時間ほどのフライトの終わりの方には飛行機の窓から鮮やかな朝焼けが見えた。ようやく日の出である。

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エールフランス朝食のフランスパン

ミラノリナーテ空港着。空港からコモ湖へ向かう手段については特に予定を立てていなかったため、案内所で聞く。バスでミラノセントラル駅を経由し、そこから電車でコモへ向かえるとのこと。 

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リナーテ空港のアルマーニ

バスは15ユーロ。道中は廃墟が多い。ミラノは美しいガーレのイメージが強いが、落書きに溢れた街並みに治安の悪さをうかがわせる。妻の知り合いがミラノを訪れた際は強盗にあったそうだ。後から聞いた話だが会社の同僚もミラノでスリにあったとのことで、とにかく今後訪れる方は注意していただきたい。

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リナーテ空港からのバス

不安を抱きながらミラノセントラルに到着。早速観光客にいらないものを売りつける人が何人かからんでくる。当然無視を決め込み、電車のチケットを買いに自動券売機に。まごついていると親切そうな人が教えにきたが、これはスリか後で金を請求されるパターンだと思い無視した。これは賢明な判断だったと思う。

その後、プログラム上よくない操作をしたのか、自動券売機を2,3台エラーで機能停止にしてしまった。本当は帰りのチケットも買おうと思ったのだが、コモ行きのチケットのみを購入し、電車へ。このころには全員が詐欺師、スリに見え誰も信用できない精神状態に仕上がっていた。

セントラル駅からガリバルディ駅へ向かい電車を乗り換え。イタリア時間とも言うべきか、乗車予定時間間際に到着し、急いで乗り換えをするが、ホームまでは一度地下へ降らなければならず、途中で発車時刻を迎えてしまった。イタリア時間に期待し地下からホームを見上げるとまだ電車は出ていない。日本だったら乗れていなかった、イタリア時間に感謝する。

 

ミラノ〜コモ

コモへは約1時間の距離。途中F-1イタリアGPの舞台であるモンツァを通過する。そこは感慨深かったが、それまでに目にする駅はほとんど閑散としている。廃墟も多く、イタリアの経済を悲観してしまう。そんな矢先、チケットの確認がやってきた。見せると何やらスタンプが押されていないと言い出す。裏面を見ろと言うので、目を通すと、指定席ではないチケットは有効化つまりスタンプを押さなければならず、スタンプ無しでは罰金に処されるとのこと。しかして我々は罰金を払わされることになった。2人で€80。このお金で美味しいものを食べたかったものである。しかし自動改札など作らず、このようなシステムであることも一言も告げずに罰金を取るというのは、さてはノルマがあるのではないかと勘ぐってしまう。この罰金を何に使うのか、カプチーノの湯気となって漂ってしまうのだろうか。いずれにせよ、不愉快である。

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モンツァの駅

そのようなイタリア人への怒りを抱えたまま、車窓を眺めていると、だんだんと街から離れて行く。眠気に襲われながら車窓から流れる景色を眺めていると美しい山間部へと入ってきた。目的地コモである。

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車窓から見たコモ



 

 

ルーク・ロウ

ゲラントトーマスのマイヨジョーヌで幕を閉じたツールドフランス。そのトーマスと最終ステージでウェールズ旗を共にはためかせていたのが、同郷選手Luke Rowe(ルーク・ロウ)。今回は彼の紹介です。

 

経歴

ルークロウは1990年3月10日生まれ。子供の頃から自転車に親しんでおり、1998年のツールや2000年のパリ〜ルーベを現地観戦。憧れの選手はローラン・ジャラベール。

 

父親コートニーをコーチとしてイギリス国内の様々なチームに所属し、ロード、トラックの両方でタイトルを獲得。British Cycling Academyに選ばれ、マキシミリアン・シャンドリの薫陶を受ける。

 

U23UCIレースで勝利を重ね、2012年にTeam Skyにネオプロとして加入。ツアーオブブリテンでは第1ステージで優勝し、Yellow Jerseyに袖を通した。

 

2015年にはツールでフルームのアシストを務め、総合優勝に貢献。パリ〜ルーベでは8位に入る。

 

 

特性

ロウは自分はレースには勝てないため、サポートに徹すると語っている。またチームスカイでのアシストに満足しており、他のチームでエースになる気もないそう。

好きなレースはパリ〜ルーベロンド・ファン・フラーンデレンなどの石畳のクラシックレース。

 

小ネタ

・ビール1パイントを3.2秒で飲める。

 

・兄の結婚前のパーティでラフティング中に25カ所を骨折。6ヶ月の戦線離脱…

 

・ゲラントトーマスとは幼い頃からのBMXで遊んでいた仲。

Team Sky on Twitter: ""We've grown up together from riding around on the streets on BMXs to now be stood here looking up to the podium with G on the top step." @LukeRowe1990 + @GeraintThomas86 = #MondayMotivation… https://t.co/IyOCRRdJ1O"

 

・トーマス、ロウ、そしてチーム代表のブレイルズフォード氏もウェールズ出身。

 

今回は以上。

 

 

タオ・ゲオゲガン・ハート(Tao Geoghegan Hart)

ドーフィネでゲラント・トーマスのアシストとして活躍したTeam Sky所属のタオ・ゲオゲガン・ハート(Tao Geoghegan Hart)が日本語ツイートでツイートをしており、どんな選手なのか気になったので調べて見ました。

 

Tao Geoghegan Hartはロンドンのハックニー出身の1995年生まれ23歳。4人兄弟で幼少の頃はサッカーをしていたとのこと。中学校(Secondary School)に進んでから水泳を始め、2008年にはリレーでドーバー海峡を横断している。

自転車に関しては2008年にDunwich Dynamoという徹夜でハックニーからダンウィッチまで約200kmを走るというライドイベントに参加。その後地元のチームに加入したとのこと。

  

GoogleによるHackneyからDunwichまでのルート)

 

自転車にのめり込んだTaoは国内外でレースをするようになり、フランドル地方のレースにも参加していた。U-18のヨーロッパ・ユース・オリンピックに選ばれ、さらにオリンピック強化プログラムにも参加。2012年にはヨーロッパのトラックレースで銀メダルに輝くと、2013年にはGiro della Lunigiana(イタリアのジュニアレース)で優勝、パリ〜ルーベのジュニアで3位の成績を収める。

2014年に地元のチームを離れ、Axel Merckx(エディメルクスの息子)がマネジャーを務めるチームに加入。リエージュ〜バストーニュ〜リエージュのジュニアで3位になる。イギリス一周でも総合15位の成績を収める。

2015年はUSA Pro Cycling Challengeでヤングライダー賞。Team SkyのStagiaire(研修生)としてJapan Cupにも参戦(28位)。

2016年にイタリアのTrofeo PIVAで優勝し、さらにU-23のイギリスロード選手権で優勝。

2017年からTeam Skyと契約。ハンマーシリーズのハンマーチェイスでは最後に千切れながらもTeam Sunwebの3人を凌ぎ優勝に貢献。

 

ちなみに日本との縁でいうと前述のJapan Cupの出場に加えて2016年のブログにはシーズンオフに日本を訪れたことを綴っています。東京、箱根、京都、大阪を楽しんだようです。食品サンプルはやはり鉄板か。

taogeogheganhart.com

 

 

そしてフルームにインタビューされるタオ。「チームに英語が第一言語の人が多いのも初めて」「Team Skyのローンチイベントにもいたんだ」などなど語っております。

youtu.be

 

 タオの今後に期待です。

 

(主に公式サイトから情報を得ました。)

taogeogheganhart.com

Tour de Yorkshire

f:id:Kompleks:20180502014716p:plainTour de Yorkshire(ツールドヨークシャー)が5月3日(木)から5月6日(日)までの四日間で行われる。ヨークシャー地方に3年留学し(シェフィールド)、子供の頃からヨークシャーテリアを飼っていた筆者としてはこれはブログに書く使命があるのではないかと勝手に考えている。

 

レース概要

Tour de Yorkshireは2014年にTour de Franceの開幕2ステージがヨークシャー地方で行われ、その成功から2015年にスタートしたステージレース。カテゴリーはUCI Europe Tour。男女それぞれレースが行われ、男子は4ステージ 711km、女子は2ステージ 256.5km。

 

なおTour of Yorkshireではなくフランス語表記のTour de Yorkshireになっているのは主催がフランスのAmaury Sport Organization(ASO)という団体であるということによる。

過去の優勝者

2015年優勝者:ラーシュ・ペター・ノードハウグ(引退)

2016年優勝者:トマ・ヴォクレール(引退)

2017年優勝者:セルジュ・パウェルス(Team Dimension Data)。今年も出場予定とのこと。

気になるスポンサー

ASDA:ヨークシャーのリーズに本社があるイギリスのスーパー。Tour de Yorkshireでは女子のレースがASDAの名前を冠したものになっている。

 

The Black Sheep Brewery:Mashamという街にあるビール醸造所。個人的にブラックシープは一度飲んだ記憶がある。現地観戦をするのならイギリスのビールは絶対に飲んでおきたい。イギリスはぬるいビールを飲むというが、むしろビールの風味を味わうには冷たすぎるのは良くない。

 

Doncaster Sheffiled Airport:ヨークシャー地方にある空港であるが、2016年まではロビンフッド空港という名称だった。ロビンフッド伝説がこの地にゆかりがあるため。 

ヨークシャー地方について

ヨークシャー地方はイングランド北部、ペナイン山脈と北海に挟まれた土地で、この地方の都市ではリーズ、シェフィールド、ブラッドフォード、ハル、ヨークなどが有名。自然が美しくピークディストリクトなどの国定公園がある。

 

当記事のトップの画像はヨークシャーの旗で「ヨークの白薔薇」というヨーク王家の紋章である。薔薇戦争でも有名。

 

筆者はリーズ、シェフィールド、ブラッドフォード、ハワースなどを訪れたが、いずれも丘陵地帯で急峻な坂が多い。しかしながら山岳地帯ではないため長距離に及ぶことはない。パンチャー向けなのかもしれない。

Cheers.

 

 

 

黒目川沿いサイクリング

黒目川は小平霊園を水源とする東久留米市新座市朝霞市を流れ、荒川へと合流する一級河川。(自転車好きだと一級と聞くと一級山岳を思い出してしまう。超一級河川もあって欲しい。)川沿いは車が通れなくなっているため、ゆっくり走ればストレスが少なくサイクリングを楽しめる。

おすすめポイント

①水質の良さ

黒目川の川上は透明度が高く、都会の川としては綺麗な状態が保たれている。鯉が泳いでいるのもよく見える。水質が良いからなのか新座市には黒目川沿いに畑中ホタル公園なる公園があり、ホタルがみられるとのこと。また妙音沢という平成の名水百選にも選ばれている湧き水もある。

 

②適度な悪路

下流は砂利道があり、走りにくくなっているがこれがこの黒目川沿いの面白さ。これは完全に好みだが、ただ舗装された道路が続いているよりも道路に変化があった方が面白い。そしてバイクコントロールを身につける意味でもとても良いと思っている。市場坂橋付近(心霊スポットとの噂もある)から荒川へ向かうルートを主に走っているが砂利道と舗装路のバランスがとても良い。なお筆者はロードバイクで走っているが、MTBの方が安全に楽しめるだろう。

 

③高低差の少なさ

人によっては坂を欲すると思うが、軽い気持ちで気分転換に丁度良いのが黒目川沿い。高低差がなくマイペースで進むことができる。もしも坂が欲しい方は黒目川の荒川合流の方から和光市方面に抜けよう。そこそこ急な坂がみんなを待っている。

 

注意点

サイクリングロードとして整備されているわけではなく道幅が狭いため、スピードの出し過ぎには注意。特にベンチに座っている人が見えづらいため気をつけよう。あくまでトレーニングというよりはゆるく楽しむことを優先すべし。

 

久々の更新で画像もなく申し訳ない限り。。。自転車に乗っているとなかなか画像を撮ることも忘れてしまう。そろそろGo Proでも買うべきだろうか。。。