読み終えた本の簡単な評論を書こうとしたのですが、考えがなかなかまとまらないので簡単に書けそうだと思ったライブ演出について記します。
ライブは単に演奏するものに終始することも可能ですが、やはり演出までこだわったライブに勝るものはないと思います。そんな自分の中で優れたライブ演出と考えるものを何点かあげたいと思います。
1. Talking Heads - This must be the place (Naive Melody)
まずはTalking Headsのライブです。照明としての派手さは皆無ですが、ステージ中央のランプの存在感が効果的で、普通のピカピカしたライティング以上の効果を生み出しています。後ろのプロジェクションでは最初の本棚がインパクトあります。
2. Kanye West - Lost in the World Coachella 2011
Kanye Westのライブ。Kanyeを囲むダンサー達が人間のもつ原始的なパワーを醸し出していると思います。ドラムとかは打ち込みですが生の力を感じられるステージなのではないでしょうか。
3. 核P-MODEL - 白く巨大で
アニメのベルセルクやパプリカの曲でも知られる平沢進のプロジェクト?の核P-MODELのライブ。もはやぶっ飛びすぎてます。工具を楽器にするのはインダストリアルやノイズミュージックではありますが、ちゃんと聴ける+パフォーマンスになっているので素晴らしいです。
4. Björk - Army of Me (in Paris)
出だしの紙吹雪とフラッシュで一気にピークに持っていきます。ビョークとブラス隊の服もいいですね。ただどうせなら演奏者全員の服を凝ってもらいたかった。
今回は以上の4点で。なぜか最後のビョークだけダメだししてしまいましたが、結構演奏する人って自分も含め服装を考えない傾向にあると日頃感じているのでつい書いてしまいました。