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自転車、音楽、イギリス、哲学等について記していきます。

イギリス留学記 スーパーでの買い物事情

 今回はイギリスのスーパーの食料品についてとりあげたい。私がよく行っていたスーパーはSainsburys、 TESCOである。一番行ったのは家の近くにあったTESCOで、次に行ったのは大学の帰り道にあったSainsburysだった。これらのスーパーはイギリス国内ならどこにでもあると思うので覚えていて損はない。

 イギリスのスーパーを訪れて最初に何に驚いたかというとセルフレジの多さである。1つ目が食品ではなくレジで大変恐縮である。当時私はあまりセルフレジに馴染みはなかった故にイギリスでその便利さを知ることとなった。あとから気づいたことであるがイギリスのセルフレジはカード決済のセキュリティが高い。基本的にICチップ付きカードは暗証番号入力の取引しかしない。それに加え、磁気読み取りでも画面にサインを求める仕組みが整っている。日本のセルフレジはカードを通しただけで会計ができてしまうところもあるので、誰かにカードを盗られたとしたらすぐに使われてしまう。イギリスはカードの文化が行き届いているのでセキュリティ面もしっかりしていて頼もしい。

 いきなりセルフレジの話をしてしまったが当然売っているものにも様々な驚きがあった。まず野菜が何かと大きい。日本の野菜に慣れてしまっているせいか大きい野菜はあまり美味しそうには思えない。そんなこともあってか私は基本的に袋入りのサラダを食べていた。特にお気に入りはルッコラで、塩胡椒とオリーブオイルで味付けをして頂いていた。とりあえず日常的な野菜摂取はこれで済ませていた。帰国後、日本で1人暮らしをして困ったのは袋入りサラダの種類の貧しさである。日本はキャベツのサラダが多いのだがやはりルッコラを安価で提供していただきたい。

 キャベツと言えばイギリスで売っていたキャベツは日本のものとは全く異なっていた。日本のキャベツは薄い緑色(白に近い)でシャキシャキとした食感だが、イギリスで売っていたキャベツは濃い緑で食感は固くサラダにするには不適切であった。茎が硬いのではなく葉が固いため食べづらく、包丁で切るのも難儀する。最初の方は数回買ってみたがイギリス生活に慣れてからは食べることはなかった。またベビーキャベツ(芽キャベツ)がよく売っている。これに関してはどうやって食べれば良いのか全く見当がつかなかったので買うことはなかった。そして何より美味しそうには思えなかった。

 イギリスで豊富なバラエティを楽しめる食べ物はシリアルだった。私は日本ではシリアルを日常的に食べてはいなかったのだが、ある日友人がハチミツのシリアルを買っており真似して購入した。以後ハチミツ味のシリアルにはまってしまいほぼ毎日口にしていた。これは日本でもっと気軽に手にはいるようになってほしい。シリアルを食べたあとに残る牛乳にハチミツ味が浸透しているのがたまらなく美味しい。

 種類の豊富さで言えば、イギリスはサンドイッチやビールの種類も日本に比べると格段に多い。サンドイッチの本場なだけあって日本のタマゴサンドのようなものは全然なく、スーパーでも本格的なBLT、チキン、サーモンなどは簡単に手にはいる。しかも量が多いのでしっかりと腹が満たされる。パンも白い食パンだけではなく、ブラウンのものが多い。ビールに関してはイギリス人はビールが大好きなので様々なブリュワリーのビールが手にはいる。味の解説など、好みのビールを見つけられる工夫がなされていた。日本では飲めないビールが多くあった。輸入出来ないだろうか。

 個人的な好き嫌いで言えば、イギリスのスーパーの食材の方が日本のスーパーよりもバラエティに富んでおり楽しめた。私はパスタが主食なため扱っている食材もイギリスの方が自分の食生活に適していた。もしも今自宅の近所にTescoがあったら毎日行くであろう。